こんにちは【ぼっち】です@MotoVlogger1200
今回は新しく発売されたSHOEI GT-airⅡについてお話していきます!
すでに私は初代モデルのGT-airを愛用しています。
GT-air2で変更された点と実際に使用してみての感想を混ぜながらお話していきます。
目次
新設計された箇所
外観 -Forum-
やはり見た目が変わった!
流線型というか、後方に長くなった感じがする。
また顎のラインはシャープになった印象を受ける。
私の感覚ではSHOEIのフラッグシップモデルX-fourteenに近い形状になったと思う。
+5mm拡大したインナーサンバイザー
従来のモデルよりもインナーサンバイザーの長さが5mm長くなった!
この変更は素晴らしい!
従来のヘルメットを使用しインナーサンバイザーを下ろし走行していると、ブレスガードとインナーサンバイザーの隙間から光が入り眩しく感じることがある。
たった5mmだが、光の侵入が大幅に改善されており素晴らしい変更だと思う。
微開ポジションの採用
シールドを閉めた状態から少し空いた状態で軽く止まる。
シールドが曇った際に微開ポジションで走行することにより曇りを取り除くことができ、クリアな視界を確保できる。
メーカーHPにも書いてあるが、高速走行時には使用できない!
不意にシールドが開く恐れがある。
たしかに微開ポジションは軽くシールドが止まっているだけなので高速走行時は危険だ。
専用インカムの採用
インカムを使いナビや音楽を聞いたり、仲間とのツーリングで会話を楽しんだりと、今やインカムはマストアイテムになりつつある。
ただ、取り付けた際の大きさや重さが気になる方も多いと思う。
GT-airⅡはSENA SRL2を違和感なく取り付け使用することが出来る。
さらにスピーカーやマイク、配線といったヘルメット内の複雑な問題も解決してくれる。
以前、私はSHOEI X-fourteenにSENA 30Kを付け使用していた。
高速走行時に左耳からヒュ〜と音がし、なんの音かと思ったらヘルメットとインカムの隙間に走行中の風が入り口笛のように音が鳴っていた。
こういった問題も専用設計のインカムは問題なく使うことが出来る。
*専用インカムについては注意点もありますので別記事で紹介します。
使用してみて感じた事
使用感は私個人の感想です。車種やライディングスタイルで変わると思います。一例として読んでください。
ベンチレーション機構の向上!
ベンチレーション、シールドを閉めた状態で、まずは口元のロアエアインテークを開閉。
直ぐに変化が感じられた!
従来のGT-airは顔の鼻先を風が通る感じだが、新しいGT-airⅡは顔全体に風が通り抜ける感じだ。
多少見た目の変化があるが、見た目以上の効果が感じられる、素晴らしい変化だ。
次に頭部のアッパーエアインテークを開けた。
こちらは従来のモデルで素晴らしく風の侵入が感じられたので、ロアエアインテークほど変化を感じる事はなかった。
そして従来のモデルでは後頭部にトップエアアウトレットがあり、取り入れた空気を排気する機構だったが、今回のGT-airⅡでトップエアアウトレットは廃止され、常に風が抜ける感じだ。
+5mmインナーサンバイザー
上記でも少し話したが、この変更は私が一番嬉しい変更点だ(^^)
以前のモデルは少し光の侵入があり、特に地面からの照り返しが眩しかった。
今回、5mm長くなって大幅に改善されたと思う。
たかが5mmされど5mm(*^^*)
静音性の向上
以前のGT-airもツーリングモデルなので風切り音は少ない方だが、更に良くなった!
やはりツーリングモデルに求める要素の一つは静音性!風切り音の軽減だ。
今回のGT-airⅡはシールドのパッキン部分やヘルメットの顎の部分など、静音性を高める為の工夫がなされている。
実際に被ると、最初に密封性が高いことに気づく。
自分の声がこもって聞こえる。
そして走り始めると、風切り音の質の違いに気づく。
以前はピューっと高音域の高い音がしていたが、GT-airⅡはその高い音が無くなった!
やはりザーッとした音は聞こえるが、高音の音が消えた事で不快感は減った。
風の抵抗が減った!
高速道路を走行中に車線変更をする際、後方を目視確認、この時にビックリした!
首への負担が少ない!
従来のモデルでは後方確認で首を後ろに向けた際、ヘルメット側面に風を受け後ろに持っていかれる感じがあった。
だがGT-airⅡは風の抵抗を受け流す!首への負担が凄く少ない!
やはりForumが流線型に改善された効果なのか(^^)
SHOEIは自社に風洞実験設備を設け、実験に実験を重ねた成果が十分に発揮されてると感じた!
微開ポジションが素晴らしい!
最初はピンとこない機構だった・・・この機構いるか〜(・_・;)
ですが実際に使用し、その考えが吹っ飛んだ!
猛暑の中、ヘルメットを被りシールドを閉めていると熱がこもり暑い。
シールドを全開にして走る方も夏場は多いと思う。
ただシールドを全開にして走ると顔は風が当たり涼しいが、ヘルメット内はどうだ?
開けたシールドでベンチレーションが塞がれヘルメット内はムレムレ状態(汗)
ライダーの頭皮問題は重要な問題だ!!
そこで!この微開ポジションが最適な機構なのだ!
シールドを閉めた状態から数センチ空いた状態で、程よい風が当たり気持ち良い。
そしてアッパーエアインテークからも風がヘルメット内に入り頭も涼しく頭皮も喜んでいる(^^)
虫や飛び石が飛んできても、これなら安心だ。
使用してみて微開ポジションは素晴らしい機構だと感じた!
まとめ
やはり変更が加わった箇所は、それ相応の効果が発揮されていると思う。
従来のモデルGT-airも値下げ傾向で、今は購入しやすいと思う。
自分のバイクライフにあったヘルメットを選んでみてはどうか?
バイクは試乗できるが、ヘルメットは被って走行テストできない・・・
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
YouTube参考動画