【CT125ハンターカブ:ブレーキメンテナンス】フロントブレーキパット交換・キャリパー清掃 RK-904 FA55

こんにちは「ぼっち」です。

 

今回は「フロントブレーキ」のお話です(^^)

 

先日、ブレーキのパット交換キャリパー清掃を同時に行いました。
走行距離1万キロでしたので、フロントのブレーキパットは限界に近い状態でした(汗)

リアは減ってませんでした(・・;)
フロントブレーキ使いすぎ問題ですね・・・

 

リアブレーキのお話は別の機会にし、今回はフロントブレーキ中心にお話します。
最後まで読んでいってください(^^)

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2021年7月27日

目次

交換するブレーキパットRK-904 FA55

商品説明

FINE ALLOY 55 (FA-55)ブレーキパッドの特徴は、抜群のコントロールのし易さ! 長距離派には有難い持ちの良さ!
55%の銅フレークを配合したセミメタルパッド。これにより、低中速から高速まで安定した制動力と耐フェード性、ウェット時の安定性を発揮します。
FA5シリーズはコントロール性とコストパフォマンスを重視した設定の為、市街地走行の多い方にお奨めです。

 

Amazonでは¥3,690で売られているのですが、すぐに欲しかったので近くのナップスで購入しました。
値段が¥5,060(・・;)

 

この差は何でしょうか・・・

パット交換・キャリバー清掃に必要なもの。

私が使っている工具やケミカルを紹介します。

車まるごと鉄粉クリーナー

キャリパーやパットの洗浄に使います。
化学反応の力を利用してバイクの汚れを落とす、スプレータイプのクリーナー。ボディにもつかえます!
私はキャリパーやホイールを洗うのに使っています。
アンモニア成分が入っているので、少し独特な匂いがします・・・

使い捨てゴム手袋

キャリパーの洗浄はブレーキダストで手が汚れます。
爪の間に入るとなかなか落ちないので、使い捨てのゴム手袋があると便利です(^^)
私は近所のホームセンターで自分の手に合うサイズの物を購入しました。
一応、同じような物のリンクを貼っておきますので参考にして下さい。

キャリパーピストン 脱着ツール

キャリパーのピストンを挟んで脱着出来る道具です。
グリスアップしピストンを揉み出しし動きを良くするのに使います。

ワコーズ SSG スーパーシリコーングリース

ピストンやパット・パットピンにスプレーし動きを滑らかにします。
ブレーキ鳴きも防げます。
スプレータイプとチューブタイプがあるので使いやすい方を選べます。

重要なのが「歯ブラシ」

流石にリンクを貼るまでもないのですが、キャリパー清掃に重要なのが歯ブラシ!!
もちろん使い終わった物で結構です!
キャリパーの細かい箇所をブラッシングできるので重要な道具です(^^)

その他

バケツ、トレー、パーツクリナーやウエスも用意しておきましょう。

 

次に取り外しの際に使う工具を紹介します。

  • ラチェット
  • ソケットレンチ:8mm
  •    ”      :10mm
  •          ”            :12mm
  • トルクレンチ

必要だと思いプラスドライバーも写っていますが使わなかったです(汗)

キャリパー取り外し

まずは黄色の丸で囲ったパットピンを8mmのソケットで軽く緩ませます。
緩ませるだけです。

 

キャリパーを外してからパットピンを外そうとしても力が入りにくいからです。

 

次に、青色の丸で囲ったブレーキホースとABSセンサーを固定しているネジを10mmのソケットで外します。
ネジを外すと、センサーとブレーキホースがフリーになり、キャリパーを外した際の自由度が増します。
写真では写っていないのですが、もう少し上にセンサーとブレーキホースがクリップで固定してある箇所があるので、そのクリップを外すと更に自由度が増します。

 

ではキャリパーを外します。
赤色の丸で囲ったネジを12mmのソケットで外します。ネジロック剤が付いているので、少し力がいります。
2箇所のネジを外したらキャリパーを車体後ろ側にスライドさせ外します。

ブレーキダストや砂・ホコリで汚れています・・・

 

キャリパーが外れたら最初に緩めたパットピンを外します。
パットピンを外すと2枚のパットが外れます。

 

パットを外すとキャリパーの奥にプレートがあります。
どの様な向きで、どの様に挟まっているのかを確認し、外します。
忘れないために写真を撮っておくと確認ができるので便利です。

パット・パットピン・プレートはバットなどに並べ、パットの減り具合やパット品の磨り減りをチェックします。

キャリパー清掃。

キャリパーが外し終わったら清掃していきます!
適当なバケツに水を溜めておきましょう。

 

まずはバットに並べたパット・パットピン・プレートに鉄粉クリーナーをかけておきます。

キャリパーはバケツの上で鉄粉クリーナーをかけ、歯ブラシで磨きます!

すごく手が汚れますので、ゴム手袋をオススメします(^^)

 

隅々まで歯ブラシで磨き、バケツの水をかけて汚れを落とす、この作業を繰り返してキャリパーを綺麗にします。
ピストンもブレーキレバーを握り、少しだけ出します。
そうすると挟まっていた汚れが見えます。

コンプレッサーがあれば、エアーで水気を飛ばせるのですが、なければエアダスターあれば便利ですよ。

パーツクリーナで余計な汚れをとってキャリパー洗浄終了です。

 

ちなみにキャリパー1つでバケツの水が真っ黒になります(汗)

ピストン揉み出し。

ピストンの動きを良くする作業です。
*ピストンの出し過ぎに要注意!

 

ブレーキレバーを握ると2つのピストンが出てきます。
2つ均等に出てくるわけではないので注意して下さい。その際は、出過ぎた方のピストンを手で抑えれば均等にピストンを出せます。

 

写真ぐらいピストンが出たらワコーズ SSG スーパーシリコーングリースピストンに少し塗ります。
指でピストン全体にグリースを塗ったらピストンを押し戻します!

押し戻したら、ブレーキレバーを握りピストンを出します!
この繰り返しが「揉み出し作業」です(^^)

 

CT125ハンターカブはピストンが2つです。
片押し2ポットキャリパーなので、揉み出しは大変な作業ではありませんが、対向4ポットキャリパーなどは大変ですね(汗)
その際は、ピストンを押さえつける合具もあるので用意すると作業効率も良くなると思いますよ(^^)

 

揉み出しの最中に脱着ツールでピストンを回す作業も、ピストンの動きを良くします。

 

パットピン・プレートもクリーナーで綺麗にして終了です。

パット交換・組付け。

新しいブレーキパットは角を削る「面取り」します。
以下の動画に面取りシーンが写っていますので参考になります。

私も参考に全面削りました。

先ずは、グリスを塗布しておきましょう。
パットの裏、ピストンが当たる箇所と、パットピンに薄く塗ります。

キャリパーにプレートを付け、パットを組みます。
最初に爪のあるパットを取り付け、その次にフックのあるパットの順番です。

 

パットはディスク分隙間が空くようにプレートの上に乗せます。
隙間が空くようにプレートに凹凸があります。

少しパットを押してパットピンを付けて固定します。
パットピンは軽く締めた状態です。

 

キャリパーの組付けはディスクをパットの間にスライドさせて組み付けます。

赤色の丸で囲ったボルトにネジロック剤を付け固定します。

青色の丸で囲ったボルトも固定し、最後に赤丸と黄丸のボルトをトルク締めします。
締め付けトルクは以下の数値になります。

パットピン:17N・m
フロントブレーキキャリバーマウント:30N/m

最後にタイヤを回し、異音がしないか、ブレーキは効くかを確認します。
最初はブレーキレバーがスカスカとテンションが掛かりませんが、数回握るとピストンが締まりブレーキが効きます。

RK-904 FA55を使ってみての感想。

純正との違いがハッキリ分かるのは雨の日ですね!
純正パットは晴れた日には問題ないのですが、雨の日は制動力伸びます・・・

 

RKのパットは、晴れの日は純正と変わりないのですが雨の日に効きます(^^)
晴れの日と雨の日でブレーキの効きに変化がないので安心できます。

 

あとはRKのパットの方が減りは早い気がします(汗)
まぁ走り方によりますが、私は布団とを使いすぎるくせがあるようで、リアは減っていないので何とも言えませんが(汗)

 

次は違うパットを買ってレビューしたいと思います。

まとめ

ブレーキは一歩間違えれば事故につながる重要な箇所です!
私も最初はすごく不安でした・・・今でも100%自身がある訳ではありません・・・

 

ですので、フロントかリアのどちらかしか作業しません。
フロントを作業し、何か問題が起きてもリアブレーキで対処できる!

 

両方のブレーキが効かなくなれば危険です(汗)

 

あくまでも素人の整備なので保険は需要です(^^)

 

今回紹介した方法は私のやり方です。
他にも色々な方法があると思うので、一つの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

最後まで読んで頂き有難うございます。
今後もCT125ハンターカブの記事を書いていきますので宜しくお願い致します。

 

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